空港使用料の使いみち 6:A main application of Airport Tax
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 ナリタにしろ、カンクウにしろ、最近では地方の空港でも増加傾向ですが、国際線の飛行機に乗る際に「空港使用料」という名目で客から金を徴収している。これらを使って建設時の借金を償還したり、拡張工事の資金にあてたりしているという。そもそも、ターミナルビルのテナントから賃貸料を取ったり、離着陸する飛行機からも料金を取っているのだから、ある意味で、客は「二重取り」を受けていることにもなっているのだが・・・。だけど、以前はチェックインのときなどに支払っていたので、「高いなー」と思っていたのだが、最近では航空券の料金に含まれるようになったので、それすらも感じられなくなった。それも一つの戦略なのだろうか?
 だけど、日本ではまだましな方である。中国では国内線に乗ったときにも、チェックインの前に空港使用料を払ってくるようにと言われた。国内線用ということで50元(約750円)。国際線なら、もうちょっと高く90元(約1,350円)だった。日本に比べると安いものだが、国内線で取られるというのも何だか釈然としない。このとき待合ロビーにおいてあった案内誌で書いてあったのだと思うのですが、これらの金で国内の他の空港の建設費にあてているとかいうことだった。そりゃこの国では、航空需要が急速に拡大して、急いで空港を作らないといけないと言うことはわかるのですが、全然関係ないルートの乗客で、しかも外国人から徴収するというのは、どうなのでしょうか。ただ、一つだけ言えることは、支払わないと乗せてくれないということだけですが・・・。

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