はじめに(準備編)
'01新嘉坡&香港旅行記 >  はじめに



旅行の日程とか・・・

 ここ2年ほど海外に出ていなかったので、そろそろ禁断症状が出てきていたような気がする。昨年の春や夏の休みは、就職活動や卒論にと、何かと忙しいということになっていた(実際は、そうでもなかったのですが・・・)。卒論発表会の後の宴会の途中に、同級生のSクンと「春休みはどうしようか」というハナシになった。その時、こちらの候補としては、何度も行っている韓国、2年前にあまり何もできなかった東南アジア、そしてまだ行ったことのない香港とそのとなりの中国があったけれど、それぞれに一長一短があったし、これから社会人となるワタシとしては「最後なので・・・」という気持ちもあった。ただ、やはり、そのまま「院」に上がるSクンよりは、「時間」だけはあった。結局、Sクンの唯一海外で行ったことのある香港と、ワタシが勝手にどこかを付け加えた、変則的な旅行をすることになった。
 となると、韓国と香港というのはルートからして難しいので、ワタシは「東南アジア+香港」、そしてSクンが「香港」だけということになった。しかし、一緒に香港に行って、現地で解散するという日程が組みづらかったため、ワタシが先にシンガポールへ飛び、香港で合流するというルートになった。
 これで、ワタシとしては5回目ではじめての香港・中国への海外旅行、彼としては6年ぶりの海外、そして香港への旅行となった(もちろん、パスポートの期限が切れています)。

航空券の準備

 上記のように、2人とも違うルートでの航空券が必要になったのだが、彼のほうは慣れていないのでワタシがまとめて購入してくることになった。彼の分は、香港単純往復とはいえ、関空からの出発だと「週末・週の前半」で料金に差があり、また一日の中でも「午前・午後」でまた違ってくる(一応「」内の先のほうが高くつきました)。現地で合流することを考えると、午前便出発というのは避けられず、しかもワタシと一緒に帰ってくる都合上、香港の航空会社を使うことまで限られていた。ただ、出発日はちょうど「週の前半」になったため、「一番高い」料金にはならなかった。
 ところで、ワタシのチケットは、香港の航空会社を使った「関空−シンガポール」+「香港途中下車」というシンプルなものだった。別に、週末とか午前とかいった設定はなかった。しかも、いざチケットを購入する段階になって、店の人から「申し訳ないんですが」とハナシを切り出され、「まずいことでもあったかな?」と身構えると、「シンガポールまでの通しのチケットが、2,000円ほど安くなりました」ということを言われた。ただでさえ、Sクンのチケットとあまり変わらなかった上に、安くなってしまうとは・・・。

ホテルの準備

 シンガポールの宿は、大学の研究室の先輩が斡旋してくれた旅館に今回もお世話になることにした。というより、この先輩が昨年の末に行ったときに、この旅館一帯が再開発地区に指定され、この春に店をたたむというハナシと、この旅館のおかみさんがワタシの名前を覚えていてくれたというのがあったので、避ける(?)ワケにはいかなかった。というより、挨拶をしに行くというのがこの旅の目的のようなものですが。ということで、先輩に予約をしてもらうということで、こちらのほうはクリア。
 問題は香港のほうだった。何せSクンは行ったことがあるとはいえ、家族と一緒のパックツアーなのでホテルのことは何も知らない。その上、4年前の香港返還ブームのときにホテル代などが急騰し、そのまま高いというイメージがあるので、今まで行くこと自体二の足を踏んでいた。ネット上で予約のできるサイトから、いくつかの候補を挙げてその場所をSクンに確認してもらう。その作業をしながら、3つほど候補を挙げて予約することにした。何せ、5泊もするところなので・・・。
 マカオで1泊するという案もあったが、ホテルを取り直すのと荷物を運ぶのが面倒というのもあり、あっさり却下となった。

パスポートやビザなど

 Sクンのパスポートの期限が切れていたので、ワタシが県庁(の近く)に行く用事があったときに、代理申請だけしておいた。
 ただ、中国のビザだけは、どうしようもなかった。東京まで出る用事はなく、日本で旅行会社にお願いしても1万円ほどかかるという。ならば、現地で申請しようということになったが、シンガポールでしても意味がないので、一緒に香港で申請することにした。2人とも、「面倒なことは、先延ばし」という意識が染み付いていましたので・・・。

はじめに シンガポール編 香港編 情報源 決算

最終更新日2008年2月18日