海賊版 3:Pirated Copy
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 基本的に、日本の法律では、「偽モノブランド商品」などとともに、海賊版の商品も、いわゆる「コピー商品」として持ち込むことは、一応・・・、禁止されています。そう考えると、はじめての海外旅行のそれも初日に、釜山の国際市場を歩いているとき、店先で同行者の一人がひっ捕まえられて、そのまま地下の売り場へ連れて行かれ、「偽者の財布だから安くしとくよ」といわれて購入した財布は、日本にもって帰れない、ということになります。が、そのとき使っていた財布が古くなっていたので、「そろそろ新しいのを買いたいな」と思っていたときだったらしく、帰国するころにはすっかり「世代交代」していました。この場合、やっぱり入国審査(というより、税関)で外見だけ没収されて、別の袋に金とかカードとかを入れて帰らないといけないんでしょうかね?
 かくいうワタシも、「あれっ?」というモノをつかまされたことがあります。韓国と日本でワールドカップをした直後に中国に行ったとき、「2002世界杯 32強大点兵」というVCDを買いました。読んで字のごとく、ワールドカップに参加した各チームとスター選手の紹介とその得点シーンを集めた映像なのですが、VCDなのだからかどうか分かりませんが、結構画像が荒れていました。適当に飽きたころ、ケースの表紙の絵を見てみると、左に立っているアイルランドのRoy KEANE(グアムでの直前々キャンプで監督と対立し、直前キャンプ地の日本に来る前に帰国・・・)の胸の番号は「6」なのですが、右側にいるブラジルのRIVALDOは「01」なんですねー。確かこの人は「10」だったはずなのですが、もしかして、左右裏返しなのでしょうか。そもそも、反転しないといけない理由といえば。だけど、ふつうの本屋のまともなコーナーに置いてあったんだけどなー。

 中国の本屋で思い出しましたが、マカオとの国境の、球海の国境前地下広場内の本屋でも、「いかにも」というモノを売っていました。5〜10元で「Windows98」や、「Word」「Excel」、それに「Internet Explorer」も・・・。だけど、これは元々「無料」のはずだけど・・・。

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