韓国’98春 Korea '98 Spring : 1998 / 3 / 23 ~ 3 / 25
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準備

 前回の韓国旅行に気をよくし、今度は「マレー半島縦断だ!」と、東南アジア旅行を企てます。このとき、シンガポールには泊まる所(=知人が紹介してくれる旅館)にアテがあったのですが、そのほかのバンコクやクアラルンプールに関してはまったく情報がなく、その間の移動も「現地でなんとかなるだろう」ぐらいにしか考えていませんでした。また、地元の空港からこちら方面への直通路線がなかったため、「バンコクで降りて、シンガポールから乗る」というルートが取れる韓国の航空会社を利用してソウル経由のルートとなりました。これが、地元の空港から飛ぶはじめての国際線でしたし、海外の航空会社を利用するのもはじめてでした。その割には、しっかりとマイルの貯まるプログラムにあらかじめ加入しておく、という準備もちゃっかり済ませています。ちなみに、このとき利用した韓国のアシアナ航空のプログラムは、(当時)ポイントの有効期限がないといった特徴があったため、いつになったら商品と交換できるまで貯まるのか分からないワタシとしても安心でした。
 とはいえ、こうした選択が、結局良かったのだか、悪かったのだか・・・。

行程


3月23日(Mon) : ~ソウル(Seoul)

 地元の空港からソウルまで。つい半年前に来たばかりなのに、IMF不況の影響から(か?)、空港や街中の雰囲気は暗く、空港の地下通路の巨大広告の大部分が白紙になっているのを見ては一抹の寂しさを感じました。
 空港の案内所で紹介してもらった、ソウル市内中心部・明洞(ミョンドン)の繁華街にあるホテルへ地下鉄を乗り継ぎながら向かっているうちに、夕方になってしまいました。それでも、自宅から半日でここまで来れるのだから「近い」というべきなのでしょうか。

3月24日(Tue) : ソウル(Seoul)

 朝から体調を崩す。おそらく、ホテルの目の前が韓国きっての繁華街で、真夜中まで騒がしかったのが原因なのでしょうか。なので、昼まではホテルの部屋でごろごろと。このまま食欲もわかないままでは何もすることができないので、翌日の便で帰国することに。自宅に電話すると、「すぐ帰ってこい!」ということになりましたので、さしずめ「強制帰国命令」ですかね。
 昼からは重い身体を引きずりながらも、ソウル市内観光に。結局のところ、まともな市内見物は、この半日だけでした。

3月25日(Wed) : ソウル(Seoul)~

 ホテル内の喫茶店で軽く朝食を取ったあと、ホテルのマイクロバスで、空港へ。そこで地元行きの便のチケットが満席だったため、別の空港行きのものを何とか確保。ホントなら、同じ時間の飛行機でバンコクへ向かうはずだったのに・・・。


幻の日程


3月25日(Wed)~4月8日(Sat) :
 ~バンコク(Bangkok)、シンガポール(Singapore)~ソウル(Seoul)~

 ソウルからバンコクへひとっ飛び。現地で、マレー半島を南下する列車か飛行機を手配して、マレーシア経由で、シンガポールへ。そこからまた飛行機に乗って、ソウル経由で日本へ。というチケットは、持っていました。が、これを捨ててまでして、日本へ帰ってしまいました。ちなみに、この2区間を搭乗していれば、5,160(2,281+2,880)マイル貯まっていたはずなのですが・・・。
 しかしまあ、たいした情報収集もせずに、2週間も東南アジアを歩き回るつもりにしていたなんて、今更ながら「無謀」かと思います。

決算

 帰ってから考えると、ただの「韓国2泊3日旅行」。東南アジアまでの航空券がフイになったことより、2泊3日のうち半日しかまともな観光ができていないことのほうが悔やまれます。まったく、何をしに行ったんだか・・・。
 用意していた航空券(ソウル経由の東南アジア往復分)も、最初の1枚しか使わず、しかも帰りのチケットは現地手配ということで、これだけでも十分に費用がかかっています。ソウルのホテルも、いくら紹介してもらったとはいえ市街地のホテルだったため十分に高く、これもまた旅行費高騰に一役かっています。とはいえ、ろくな食事も、観光もしなかったことは・・・。


  • 格安航空券・全行程分
  • ソウル→福岡(正規料金)
  • サボイ×2
  • 食費(昼・夜程度)


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