同じ大学の研究室の友人との二人旅。それなのに、なぜか、現地集合の現地解散。そして、現地でもそれぞれ自由行動。まあ、「一緒に歩き回る」ことに苦痛を感じる二人ですし、それ以前に韓国のホテルは１人で泊まっても２人で泊まっても（ほぼ）同じ料金なので、「どうせなら、一緒に泊まるか」という感じで決まった旅行でしたし。

　遅刻の常習犯（当時）を相手に「絶対に遅れるな！」と釘をさしておきながら、その約束時間に空港の地下鉄駅にいたワタシ・・・。もちろん、１時間も遅れてしまいました。それから宿を決めて、夕食をとりに街中に繰り出そうとするのですが・・・。

　宿に我慢できなくなり、どちらにしろ部屋も変わらないといけなかったので、改めて探しなおすことに。午後からは、二人とも別行動で、思い思いに郊外へと出かけます。ワタシは、ソウル大学の正門の手前近くまでたどり着くもあまりにも遠い（と勘違いした）ため、そのまま引き返します。目の前の峠を越えるだけだったというのに。

　鐘閣の街角に小さな「地図屋」があった。地図屋といっても、

　昨晩から泊まっているこのホテルには、いくつかの制約があった。そのため、続けて滞在するか、それとも他のところに移るか、チェックアウトする時間までに決めなくてはならなかった。夜の時点では、五分五分だったのだが、一晩泊まってみて、探す手間を考えても移ったほうがマシということになった。場所は抜群なのだが、「ゆっくりと滞在」するためには制約が多すぎた。

　この日も二人は別行動。彼はバスに乗って山奥へ、ワタシは電車に乗って海へ。別に、たいした意味はありません。夕方、ソウル市内の巨大な交差点の横断歩道に取り残されて、クルマに轢かれそうになっていたころ、彼の乗った市外バスは前の車に追突して立ち往生していました（だから、戻ってくるのが遅れた、そうです）。

　ワタシだけ先に帰国するということで、「特に何もすることがない」という同行者Ｄクンは、空港まで見送りに来てくれました。そして、その後、どこか有名なところで登山をしたというハナシをあとから聞いたのですが。

　一緒の宿に泊まって宿泊費を抑えて、一緒に食事をして情報交換をして、そして昼間は別行動をとって。適度に「つかず離れず」の関係だったことが、この旅の良かったところでしょうか。ワタシも、この後に予定が入っていなければ、彼と一緒に韓国内を歩き回ることができたのですが。

　往復には、飛行機の格安航空券で、ソウルまでの単純往復です。また、ホテル代（１泊＋２泊）は、一人で泊まっても二人でも一緒なので、割り勘して約半分、ということですね。ちなみに、あとから２泊した方のホテルの方が高かったです・・・。さらに、食費、市内の交通費とお土産代などは２万円も使いませんでしたから、トータルで５～６万というところでしょうか。


・格安往復
・ＹＭＣＡ×１　＋　メトロ×２
・食費とか
・ＣＤ－ＲＯＭ