VISAオフィスの開く時間を見計らって、パスポートを取り返しに行った後、急いでマカオ行きのフェリー乗り場へと戻ります。マカオへは、Sクンが既に行ったことがあるので、すべて案内してもらうつもりで出かけたのですが・・・。17時以降に出発する船は、昼間のものに比べて少々運賃が高くなる、ということを異常に警戒したため、あっさりとマカオ観光も終了し、まだまだ太陽が高いうちに香港へ戻ってきました。
マカオへ向かうフェリーはあまりにも頻繁に出ている(だいたい、15分おきぐらい)ため、チケット売り場でうろちょろしているうちに次の便まで出てしまいます。そのため、あらかじめ観光案内所で資料を集めておいてチケットを購入しました。二人分の券を買っても座席番号が指定されておらず、「近くの席かな?」と思っていると、乗船直前にチケットをもぎるときに、席の番号が入っているシールを張られます。二人とも別々の係員に手渡したため、遠く離れた座席が指定されてしまいました。外の景色を見ることもできず、両脇には知らない人が座り、「船酔い注意」ということをあらゆるところから聞いていたため、マカオ到着まで、苦痛の1時間を過ごしました。
入国するのも、大変だ!
澳門客運碼頭(Terminal Maritimo)
香港側のフェリーの乗り場は対岸の九龍地区にもあり、中国本土からも船が出ているらしいが、マカオのフェリーターミナルは、この場所にしかないので、とりわけ午前中のピーク時間帯は大変なことになるらしい。・・・というより、実際に大変だった。入国審査上は薄暗く、そこそこの広さは確保されているのだが、一度に多くの船が着いたので、そのフロアにすら入れないほどごった返していた。そのため、どの列に並べば良いのかすらわからなかった。だからといって、並んでおかないと次々到着客があふれてくるので、仕方なく日本人のツアー客が並んでいる列に紛れ込んでおいた。そのわりに審査自体はあっけなく簡単に終わった。
大きな地図で見る
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マカオの八百伴(Ya o han)
マカオのフェリーターミナルの建物から、渡り廊下を伝ってそのまま「八百伴」のデパートへ入ることができる。香港を出たのが遅かったため、ちょうど昼飯時に差し掛かっており、「デパートなら食堂ぐらいあるだろう」と思いつつ入ってみた。5階(ぐらいまで)しかない売り場の最上階の、ほぼ半分のスペースがフードコートに当てられていて、真四角の広場の2辺に10件ほどの店が並んでいた。さすがに、12時になっていないので、客という客はまったくおらず、ほぼ中央のテーブルを占領して、各店の店長らしき人らが井戸端会議をしている程度だった。その店の名前も、さすがに日系のデパートというか、本社が○岡県だからというか、日本食の店には、「Izu」とか「Atami」、「Atagawa」といった、ベタな地名がつけられていた。そんな日本料理の店には見向きもせず、ボリューム満点の福建炒飯に勝負を挑むのだが、とりあえず完食したものの、食べ過ぎのため、この後、市内を歩いてまわったり、博物館や砦のある丘に登るときに苦労する事になってしまいます・・・。
路線バスで巡るマカオ
route bus in Macao
マカオを牛耳る(だって、タクシーは高いし、線路はないし・・・)公共交通機関の路線バスで、隣の島まで行ってみることにした。2階建てバスが走りまくる600万都市の香港とは違い、たいがいはマイクロバス、大きくてもふつうの日本で見かけるバスで、それでもやはり香港のものから見ると小さく見えた。橋を渡って隣のタイパ島まで行くことにし、路線図と地図を見比べながら、下車する目星となりそうな「マカオ空港」をひとまず目指すことにした。
片道1車線ずつの連絡橋を渡り、新しい商店街や、住宅団地が建ち並ぶ、半島部に比べていくぶんスマートな街並みを通り抜け、島の東端の空港までやってきた。下車したのはワタシら2人だけ。国際空港(まあ、そりゃ、そうですが・・・)と言っても、規模は小さく、ターミナルビルも大きくはなかった。周りに店も何もないので、仕方なく建物に入ろうとしたところ、入り口の警備員に睨まれたので、そのまま通り過ぎて、バス乗り場へ行き、もう一度半島部へと戻るバスに乗ったのでありました。
帰りは来たときと同じルートを通るのかと思いきや、マカオ大学の下を通り、競馬場のそばを通り抜け、島の西側を一周してフェリーターミナルまで戻った。時間はかかったものの、一通り観光地(?)巡りができて、結果的に良かったかな、と思っている。
マカオ歴史地区(Historic Centre of Macao) 【英】
片道1車線ずつの連絡橋を渡り、新しい商店街や、住宅団地が建ち並ぶ、半島部に比べていくぶんスマートな街並みを通り抜け、島の東端の空港までやってきた。下車したのはワタシら2人だけ。国際空港(まあ、そりゃ、そうですが・・・)と言っても、規模は小さく、ターミナルビルも大きくはなかった。周りに店も何もないので、仕方なく建物に入ろうとしたところ、入り口の警備員に睨まれたので、そのまま通り過ぎて、バス乗り場へ行き、もう一度半島部へと戻るバスに乗ったのでありました。
帰りは来たときと同じルートを通るのかと思いきや、マカオ大学の下を通り、競馬場のそばを通り抜け、島の西側を一周してフェリーターミナルまで戻った。時間はかかったものの、一通り観光地(?)巡りができて、結果的に良かったかな、と思っている。
マカオ歴史地区(Historic Centre of Macao) 【英】
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