準備編
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時差

Time Difference
 今回の旅で関係のあった時間帯は以下の3ヶ所。
GMT +7GMT +8.5GMT +9
日本 -1日本 +1.5日本 +2
香港アデレードシドニー
メルボルン
 この時期のオーストラリアはサマータイムの期間中でした。結局のところ、日本との時差は最大でも2時間なので、気にするほどではありません。ただ、香港−シドニー間の移動では3時間あるところがミソです。とはいっても、香港からシドニーに着いてすぐアデレードに移動しますし(+3時間−0.5時間=2.5時間)、シドニーから香港へ戻ってもそのまま帰国しますから(−3時間+1時間=−2時間)、やはり大騒ぎするほどのことではありません。普通の人ならば・・・。

VISA

VISA
 オーストラリアに入国するためにはVISAが必要です。以前オーストラリアに行ったことがあるという友人(別々の2人)からVISAを見せてもらって、パスポート1ページを丸々使ったシールが貼ってあるのを見て、入国前から身分証明をしないといけないことに旅行のスケールの大きさを感じて、羨ましくも思ったものです。
 ただこの2人のハナシは5年以上も前のことなので、どうも最近では簡単に取得できるようになったらしく、ワタシの場合はインターネット経由で完了することができました。
 ちなみに日本でVISAを取得するための王道としては、東京の大使館に行って取得するということです。ただ、東京でしかできないので、ワタシみたいな地方在住者には、下手をするとVISA代よりも交通費の方が高くついてしまいます。次に、旅行会社での取得代行。これも悪くはないんですが、手数料も含まれるのでちょっと高くなります。ということで、ネットによる手続きを取りました。オーストラリアの移民局で直接取る方法と、代理店を通して取得する方法がありますが、両方を試したわけではないので、敢えて詳しくは触れないことにします。
 簡単にネットで取得できるとはいえ、大きな問題として、パスポートなど外見は何も変化がないので、入国ぎりぎりまで「本当に大丈夫なのか」という不安にかられることは確かです。

 また、中国もVISAが必要なんですが、昨年香港に行ったときに中国全土に行けるVISAを現地で取得した経験があることと、今回は「経済特区旅遊査証」という経済特区にしか入れない簡単なものでよかったということで、国境の事務所で取ることにして、そのまま現地国境事務所に向かいました。こうした場合にのみなせる技です。なので、空から直接入国する場合、この方法は無理です。良い旅行者の皆様は、決して真似しないで下さい。

Fund for Travel
 基本的に香港はHK$(ホンコンドル)。オーストラリアではA$(オーストラリアドル)で表記します。
 出国時点で1HK$=約20円、1A$=約80円でしたので、いつも頭の中ではこれで計算していました。

 ちなみに、マカオでは独自の通貨(パタカ)がありますが、香港ドルがそのまま使えるのであえて両替をしたことはありません(ただし、その逆はできないみたい)。中国にも行ったといえば行ったようなものですが、どうせ買い物はしないだろう、と思っていたので両替はしていません。

 出発前に、と言うより、前回の旅行前に部屋を片付けてているときに、日本円1万円のトラベラーズチェック(以降T/C)が5枚ほど出てきた。これら全部を、韓国に行ったときに処理したかったのだが、出発前に日本円の現金が財布に溜まってしまい、そのまま持ち歩くのはいささか不安なので、到着した日に3万円を両替したものを、結局その後の10日間で使い切れなかったため、結局T/Cがすべて残ってしまった。
 ということで、どこからともなく現れた5万円のボーナスを持ったまま出かけることとなった。

 ただ、この5万円を香港とオーストラリアで使うかというと、そういうわけでもなかった。昨年香港に行ったときに、どうしたことか825HK$も残して帰っていた。円安が極端に進んだことを考えると、これをそのまま持っていくということは物凄く得をしたことになるが、いまいちこの計算方法がわからない。簡単にいうと、昨年は街中で値段を見て日本円に換算するときに「だいたい、15倍くらいかな」と思っていたものが、今回は「20倍にしておこうかな」と考えてしまうほど違っていた。
 おまけに、このときの同行者もワタシと同じく940HK$も残していた。これを譲り受ける(?)ことになって、4日間旅をするには十分すぎるほどの金になった。しかも、今回は使い残したとしてもオーストラリアドルに両替すればよいので気分的にも楽だった、はずだった。

 いちおう、出発日のレートで換算して、¥18,246を彼の口座に振り込んでおきました。行った時に約¥16,000で両替したものがこれですからね。こんなこと、狙ってできるものではありません。

ホテル・乗車券など

Hotel, Travel Ticket etc.
 ホテルは、両国とも物価が高いこともあって、日本で予約していったら手数料まで加算されて余計に高くつくことになりうるので、すべて現地で探しました。詳しくはホテルのページを。
 またオーストラリアでの国内移動は、宿泊を伴う可能性があるほど長距離のものだったので、あらかじめ調べておきました。アデレードからメルボルンまでは、夜行列車はなく、毎日1便だけ運転されている夜行バス(昼間はもっとある)のチケットをインターネット経由で予約しておきました。出発・目的地を入力して検索し、希望の時間帯のバスを選択するだけというものです。ただ、その後送られてくるメールを印刷して持っていたものが、そのままチケット代わりになりました・・・。
 メルボルンからシドニーは、夜行のバスも列車も複数あるようでしたので、現地で調達することにしました。

  Greyhound Australia 

その他の注意点

Another Notice
 できるだけ正確に表記するために、現地で購入した地図を元にして漢字(あるいはカナ)と英語で併記しています。ただしフォントの関係上、主に香港で使用されている繁字体などは適宜置き換えているものもあります。ただし、香港は旧イギリス領だったため「英語」ですが、澳門は旧ポルトガル領だったため・・・、アルファベットだからと高をくくっていたら痛い目に遭います。

 また、建物の場合、香港もオーストラリアもイギリスの影響を強く受けていた関係から、日本とは異なった数え方をします。いわゆる1階のことを「Ground Floor(GF)」といい、2階が「First Floor(1F)」となります。誤解を招きそうなところだけは注意を沿えて併記しますが、すべてを書いていられないので「現地式」で書いていきます。

ルート図:’02香港オーストラリア旅行記


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版權所有 "taedo", 最終更新日期2008年1月6日