なるほど!≪納得≫
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I am Japanese!

 「ちょっと、お客さ~~~ん!(=日本語)」(×3回)
 ついに振り返ってしまった・・・。
 仁川新空港の到着ロビー前のバス乗り場。シチュエーションとしては、異国に到着したばかりの地理に不慣れな旅人をホテルに送り込む呼び込みのお兄さんにつかまった、というところであろうか。だけど、実際の状況としては、これから出国するのに、空港で滞在することが出来なかったから、一次的に空港から離れるためにバスに乗るというところだった。ということで、本来なら外国に着いてすぐはビンビンに張り巡らしている警戒度が0に近かった。
 何がまずかったのか・・・?「日本語」に反応したこと。すなわち、「日本語が通じる」=「(おそらく)日本人」ですよ~って、答えたことでしょうか。怪しい事態に陥ったときに基本的に海外では「I'm Korean!」と言って、その場を濁しているいるのですが、何せその手が唯一通じない国ですからね。
 結局、この場では案内所でもらっていた行き先を書いたメモを見せて、「今からここに行くことになっている」と言ったら、素直に戻ってくれた。もしかしたら、「怪しい系」ではなくて、「親切系」の客引きだったのでしょうか・・・?だけど、普通こういう状況で空港発のバスに乗る人なんかいませんからね。

後付け付録

 ソウル市内の巨大書店の一つに行った。前々から1冊ぐらいは買って帰ろうと思っていたパソコン雑誌を物色してみた。3,4種類ある雑誌の中からどれにしようかと迷っていたが、結局「新製品レビュー」に多くのページを割いていて、WindowsXPの特集をしていた「PCLine」という雑誌を購入した。そのとき、日本の雑誌にはたいてい付録としてCD-ROMとかがついている(=めくりにくい)ことが多いが、韓国では立ち読みに困ったことがないので、おまけなどないのかと思っていた。
 すると、レジに本を持っていって支払いをする際に、カウンターの下からケースに入ったCDと、さらにはおまけの小冊子(Homepage Designとかいうもの)を出して一緒に袋に入れてくれた。パソコン雑誌にCDのおまけがつくのは共通なのか、と納得したものの、どの雑誌にはおまけがついているかを覚えておかなければならないだろうから、店員がそれらを入れ忘れることはないのかと、少し心配もしてしまった。

日本語のお勉強

 一緒に泊まっていた青海さん(仮名)が、とある本屋に行って暇つぶしで「外国語学習」の本を見たときのこと・・・(とはいえ、韓国の文字で書いてあるうえに、更に違う言葉の勉強の本を見てもさっぱり分からないので、もちろんここでいう外国語とは「日本語」のことですが)。この中で面白い例文があって、否定文の項目にあったセンテンスのひとつ、
「私の先生は、日本人なのに漢字が分からない」
確かに状況をイメージしやすい内容の文章だが、常識的に考えるとかなり致命的である。「漢字の全て」ではなく、「一部の漢字」だということを祈っています。

 そういうワタシも、本屋に行くことが好きで、こう言われてみると日本語学習のコーナーを覗いてみたくなった。英語学習のスペースが広いのは日本と似ているとしても、それと同じぐらい日本語学習のためにスペースが割かれていた。また、中国語もかなり多かった。ただ、CD-ROMも入っている本もないことはないのだが、カセットテープ付きというのがやたらと目に付いた。というより、手にとったときに邪魔になるので「カセットってこんなに大きかったっけ?」とあらためて考えてしまった。
 こうしたときに見つけた日本語学習のための本を一つ紹介します。
『ナウい(NOW)日本語』
すでに、書名の時点で日本の流行から3周ほど遅れているような気がするのですが。

はじめに 旅日記 情報源 決算 帰ってから