3/12 : シンガポール⇒ From SINGAPORE to HongKong
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 5泊6日のはずが、とんだハプニングにより少々短くなった滞在も、今日が最終日。とはいえ、全体から見れば、まだ半分の日程を消化しただけで、次の目的地「香港」へ向かいます。それとともに、寂しい「ひとり旅」も終わり。旅のスタイルも、ガラッと変わります。

Brass Basah Rd. - AP

regular route bus to Airport

 いつもお世話になっている宿から空港へ出るためには、路線バスに乗れば乗り換えなしで行くことができる、ということは前回来た時に聞いたことがあったのだが、それが何番の路線か覚えていなかったのでもう一度たずねてみた。しかも、今回は朝が早く、通勤ラッシュの時間帯とも重なっていたので、何だか様子が違っていた。乗客が多いということはもちろんだったが、郊外へ向かう路線だったので、次第に客は減っていった。それよりも、車内にテレビが備え付けてあり、バスの車内専用の番組を流していた。確かに、来る直前に混雑時の苦痛解消のためにということで、こういうサービスが始まったということは知っていたのだが、実際に見てみると「普通のテレビ番組でも・・・」と思ってしまうのは。


不可解な両替

Money Exchange at Airport

 香港(正確には、銀行)で両替するときは、1回に付き50HK$ほどの手数料がかかるという情報を仕入れていた。それまで、手数料別払いの両替をしたことがなかったワタシにとっては、一大事だった。
 とりあえず、現地で合流する友人と2人分を両替するアイデア(もちろん、これが一番無難な両替方法、です・・・)など頭の中にはなく、シンガポールで自分の金だけ先に両替を済ませておくという手段を選んでしまった。まずは、空港での出国手続きを済ませたあと、手持ちの144.00S$を630.00HK$に。とてもこれだけでは5日間も旅をできないので、どうしたことか日本円を香港ドルに変えるという手段に出た。が、外貨同士の両替はできず、遠く離れた別の両替所で、いったん日本円10,000を144.1S$に。ここの空港の場合、到着ゲートと出発ゲートが同じフロアにあるので、どちらの客か見分けがつかないし、両方の両替に対応しているから怪しまれずに済んだ。結局、ここで搭乗時間が迫ってきて、大量のシンガポールドルだけ持って香港行きの飛行機に乗り込んだ。
 香港に到着して、冷静に考えてみると、あとの両替にはまったく意味がなかった。慌てていると、人間、時として、不可解な行動に出ることを、身をもって感じた。

『両替下手なワタシ』  (エッセイ「旅にまつわるお金の話」内)

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最終更新日2005年7月3日