韓国の鉄道駅 Railway Station in Korea
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 韓国の新幹線「KTX」にはじめて乗ったり、かつては中国へと続いていた京義線の(暫定)終点の手前まで行ったりと、4日のうちに結構鉄道でいろいろなところに行っていました。ということで、写真つきで整理します。


ソウル(KTX、京義線ほか)

Seoul Station : KTX, Gyeonwi Line
Seoul Station  ソウルは、韓国の首都であり、中心地というだけあって、韓国全土(ただし、済州島とかは除く・・・)へ向かうバスの始発となっています。そのうえ、ソウルの市街地自体広いので、方面別に市内各所にバスターミナルが分散しています。
 その中で一番大きいのが、江南にある「ソウル高速バスターミナル」です。元々はひとつの建物だったのですが、建増しをした結果、地下鉄の駅(を含む商店街)をはさんで背中合わせに隣接するカタチで並び立つようになりました。

6時半過ぎには着いてしまった。なので、まずは、釜山(方面)への切符を取っておく。前回は、所持金が少なかったために、所要時間が短い特急「セマウル」号に乗ることができなかったが、今回はなぜか(クレジット)カードが使えるようになっていたために、新幹線のKTXだろうが何だろうが十分に乗ることができる(ということは、3日前から分かっていた)。
Seoul Station  釜山港でのチェックイン開始時間は、前回と1時間程度しか変わらないのに、KTXという移動手段ができたため、そこまで急いでソウルを発つ必要がなくなっていた。なにせ、7時の電車に乗れば、10時前には釜山駅についてしまう。それから、繁華街の西面(Seomyeon)に出かけても4時間は十分に遊べる・・・、いや、最後の買物ができる。とりあえず、Lotteriaで朝食をとる時間を考えて、7時15分発の東大邱行きのチケットを購入した。釜山まで直通しても良かったのだが、どうせ大邱から先はKTXの線路を走るわけではないし、もし時間があれば、高速バスに乗ることも考えていた。
Seoul Station

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龍山

Yongsan Station : KTX
Yongsan Station  ソウル駅から近郊電車で2駅離れたところであり、ソウル市内を東西に流れる漢江(HanGan)を渡る鉄橋の手前にある。駅に隣接して操車場があるためか、ここを始発とする列車も多い。 駅に隣接する、電器店街(日本でいう、大きく変化する前の、秋葉原のようなもの)があり、それにそぐわぬように古めかしい駅舎があった。これが、KTX開業を期に(?)、大型ショッピングセンターを併設したモダンな駅に変わってしまった。

旅日記:8月1日


東大邱

DongDaegu Station : KTX
East Daegu Station  東大邱の駅には、何度か来たことがあるのだが、ここで列車を降りたのは初めてだった。先頭に近い車両だったため、駅舎までは重い荷物を持ちながら、ひたすら歩かないといけなかった。KTX用に改修したはずなのに、少々ガラス張りになっているだけで、ソウルや釜山ほどの変化がないように見えた。いずれ全通した際には、地下にホームができるから、地上部分はそのままにしているのでしょうか・・・。

旅日記:8月2日


釜山

Busan Station : KTX
Busan Station  以前の釜山駅舎は、駅前広場から3階につながる大きなスロープが特徴的な鉄筋コンクリートの建物だった。数年前からKTX乗り入れにあわせて建物の半分ずつ工事が進められ、どのように変わるのかと思っていたが、ガラス張りになったぐらいで3階までつながるスロープがエスカレータに変わっていた。とはいえ、少々小ぶりになったような気もするが・・・。
 昔の韓国旅行のルートは、船で釜山に入って、ここから汽車でソウルまで北上して、飛行機で帰国する、というパターンが多かったため、ここ釜山駅は「韓国旅行の出発駅」(実際は、港の最寄の地下鉄「中央洞駅」だったりするのですが・・・)だったのが、最近は釜山から船で帰国する、というルートも増えたため、行きも帰りもここの駅を使うことが増えてきました。それにしても、KTXが開業してソウルなどとの時間距離が短縮されたため、ビジネスマンっぽい客が増えて、日本の新幹線駅のようなイメージのようになってきた気がします。
Busan Station  建てかえ(改装?)前は、1階がセマウル専用改札口、あるのかないのか分からないような2階をはさんで、3階がその他の汽車の改札口になっていました。(当時の)超特急セマウルに用がなかったワタシはもっぱら3階と、その上にある食堂街にお世話になっていましたが、新しくなってからは全ての改札やきっぷ売り場が3階に集まっていました。切符を調達したあと、車内で読む雑誌や韓国の時刻表、水などを調達しましたが、昼食すらとっていないことに気が付き、1階にあったファーストフード街をぶらつきます。というか、1階って、食堂や売店しかなくなっちゃったのね・・・。
Busan Station  韓国の駅は、日本と違って、出発10〜15分前にならないと改札が開きません。そのため、プラットホームで汽車を待つ、ということはあまりありません。吹きっさらしの場所でひたすら待つ、ということをしなくて良いのはいいのですが、

旅日記:7月30日


臨津江

Imjinggang Station :
Imjingan Station  ソウル(漢字では「京城」と書くこともある)と、中朝国境の新義州とを結んでいた「京義線」の韓国側の暫定終点の駅。とはいえ、手続きさえとれば、その次の都羅山(DoRaSan)駅まで行ける(らしい)のだが、ツアー定休日のため、それを試すことができなかった。
 駅の周囲には、臨津江観光地という遊園地があるぐらいで、どちらかというと観光客用に延長してきた線路である。事実、数年前までは、そのひとつ手前のであり、ここ坡州(Paju)市の中心地のひとつである、[シ文]山(Munsan)駅が終点であった(けれども、そのあいだに時刻表や地図には載っていない、小さな駅が存在した)。

Imjingan Station  

旅日記:8月1日

安山

Ansan Station : Ansan Line




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最終更新日2005年11月3日