3/1 (金) : 香港〜大阪 from HongKong to Osaka
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CX2052 03:15(香港)  07:30(関西)

 この時間帯に同じフロアにはシンガポール(03:00)、大阪(03:15)、台北(03:25)に行く客が集まっている。なので、少なくともシンガポールに向かう客が搭乗手続きを始めた頃に起きればいいだろうと思っていた。のが、大きな間違いだった。ふと目を覚ましたときに、無線を片手にした係員が近くで寝ていた大阪行きの客を起こしていた。と、言うことは、残っているのは台北に行く人と、大阪に行く人のうち寝過ごしていた人らだけ、だった。ただ、飛び起きて、チケットを見せて、バスに乗り込んだところで後から5人ぐらい乗ってきたので、私のせいで遅れたのではない、と勝手に思っている。
 ターミナルビルから遠くはなれ、ケータリングの工場や貨物ターミナルビルの横を通り抜け、3機並んで停まっている飛行機までやっとのことでたどり着く。行く時には(日本と比べて)少しは温かいと思っていた香港も、真夏から帰ってきたせいか、それとも真夜中だからか、外の空気は冷たかった。ただ、小さくもない(通路が2列あり、エコノミーでも横6席あったので・・・)機材にこんな時間でいっぱいになるのか、と思っていたら、前半分は空席だった。
 この時間は寝なくてもいいようにと、先ほどの飛行機や空港で寝ていたのを見透かしてか、いきなり機内食が出てきた。時間帯からして(香港時間で午前4時前)、軽食かと思っていたら、「チキンにしますか、ビーフにしますか」と聞いてくる。いずれにしても、腹に堪えるのでチキンにしたが、ついでに「これ、朝食ですか?」と聞いたら、「Supperです」と言ってくる。いくらなんでも、どこの時間帯の「サパーだよ!」と言いたくなってくるが、さすがに(空港での軽食を挟んで)4食連続の鶏肉料理は食べきれなかった(※28日の朝から通算6回目の食事)。食後に寝ようと努力するも、どうしても眠りきれない。もう寝る努力を止めようとして、飛んでいる位置を確認したらまだ沖縄の上空だった。何だか、「日本って実は広いんだな」というのを感じてしまった。もちろん、朝食は出てこなかった。

早朝の帰国

Kansai International Airport
 関西空港の朝は、何となく気だるかった。ほぼ同じ時間帯に、グアムとバリ島(デンパサール)からの便も到着していて、こちらからはほとんどの客が「リゾート帰り」でリフレッシュしてきた、という人たちに対し、香港からの客は睡眠時間が中途半端だったということもあってか、ぼけ〜っとした格好で、帰国手続を済ませターンテーブルで荷物を待っていた。確かに、香港を午前3時に出発する便なので、「普通の旅行帰り」の客は少ない。見た感じでは、香港から日本に来る客が半分、残りは何らかの理由(例えばワタシみたいに、香港は乗換えのために寄っただけ)で、夜便でも構わなかったという客だった。確かに、3時間半しかかからないのだから、わざわざ朝の3時まで現地で待つ人もいないだろうし。
 3月の1日(以降)に帰国する大きな理由が、「青春18きっぷ」が使えるから、というのがあった。行く時は、飛行機に乗る時間とかを気にしないといけないので、新幹線を使ったり前泊したりとやたら気を使うが、帰る時は別に気にすることがないので、ゆっくり帰ってくればいい、といつも思っている。ただ、一度大阪市内を通過しないといけないので、特に早朝戻ってくるときは通勤ラッシュには気をつけている。しかも、大きな重い荷物を抱えているので・・・。機内に預けた方のバックパックは普通に背負えるので問題はなかった。唯一の失敗といえば、帰りの機内で必要がないものの代表格、洗濯物、ばかり詰めていること(=かさばる割に軽い)だった。なので、もう一つの1年前にシンガポールで150円ぐらいで買った袋には、雑誌や本、地図が大量に入っていた。安い袋なので、中途半端に持ちにくい。しかも重いときている。
 大阪駅に到着する直前の車内アナウンスで、乗り換えるはずの路線が事故のため代行運転をしているとかすかに聞こえた。プラットホームに上がってみたら、どうもそうらしく、あきらめ顔のビジネスマンたちの中に、両手に荷物を抱えて途方に暮れるワタシがいた。いっそのこと、奮発して新幹線に乗ろうか、とすら思ってしまった。旅先で、あれだけ、節約に励んできたのに・・・。

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香港編
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