何度目が覚めても外はまだ暗いので、まだまだ寝ててもいいや、っていうことを繰り返すこと数回。ついにトイレに立ったとき時計を見たら、既に午前10時半過ぎ。
「もう、朝食のサービスも終わっとるやないか!」
せっかくの「朝食つき宿泊料」も意味がなくなり、初日から外食ということになってしまいました。簡単に身支度を整え、上海関係のガイドブックや地図、カメラなどを持って、地下鉄駅の入口に近い「Subway」というファーストフード店に入り、32元というこっちの相場からは考えられないほど高価なホットドックをかじりながら、上海でやりたいことをリストアップして、それらの優先順位をつけてみました。
「もう、朝食のサービスも終わっとるやないか!」
せっかくの「朝食つき宿泊料」も意味がなくなり、初日から外食ということになってしまいました。簡単に身支度を整え、上海関係のガイドブックや地図、カメラなどを持って、地下鉄駅の入口に近い「Subway」というファーストフード店に入り、32元というこっちの相場からは考えられないほど高価なホットドックをかじりながら、上海でやりたいことをリストアップして、それらの優先順位をつけてみました。
超巨大都市の世界最大級ミニチュア模型
城市規制展示館
昨日目の前を通ったのだが、名前の「規制展示」の部分だけ見て、「何だか、堅苦しいな・・・」と思って無視していた。だけど、ホテルに戻ってガイドブックで、「都市開発に関する博物館があるのか・・・」と見かけたのが、実はここだった、と思ったときは「さすがに同じような漢字を使っていても、意味が違うこともあるんだな」と、妙に感心してしまいました。
それはいいとして、いざ入ろうとすると入場料が30元!昨晩の食事から計算すると、ざっと2〜3回分になります(ただし、今朝のホットドッグだと1食分にもなりませんが)。どうも、何かの企画展をしているらしくて高いのかな?と思いながら、しぶしぶ入ってみると、入場チケットとともに渡された申込用紙のようなものと、それを入れるためのポストがあった。わけのわからないまま、氏名・住所・電話番号などを記入し、投函した後で調べてみると・・・、某イギリスの新興航空会社の「上海−ロンドン」線の無料往復航空券が当たるらしい。こんなのが当たってもね〜〜〜。どうせなら、「日本−上海」線でも嬉しいんですけどもね。
肝心の展示内容は、この街はこんな歴史があって、現在こんな感じで人々が生活していて、これからこんなことを作る計画があるんですよ〜、というものばかりだった。少なくとも、2階までは。
3階に上がると、フロアのド真ん中に、薄暗いスペースがドカーンと広がり、その周りに人が群がっている。近寄ってみると、これがいわゆる「”上海市内環線内主体模型”是 世界上的最大的城市規制模型」とかいうものらしい。そう書かれてみたら、そんな気がする。そもそも、他の国で、こんな物を作ろうとする人はいないと思う・・・、多分。
上海城市規制展示館 《簡》
それはいいとして、いざ入ろうとすると入場料が30元!昨晩の食事から計算すると、ざっと2〜3回分になります(ただし、今朝のホットドッグだと1食分にもなりませんが)。どうも、何かの企画展をしているらしくて高いのかな?と思いながら、しぶしぶ入ってみると、入場チケットとともに渡された申込用紙のようなものと、それを入れるためのポストがあった。わけのわからないまま、氏名・住所・電話番号などを記入し、投函した後で調べてみると・・・、某イギリスの新興航空会社の「上海−ロンドン」線の無料往復航空券が当たるらしい。こんなのが当たってもね〜〜〜。どうせなら、「日本−上海」線でも嬉しいんですけどもね。
肝心の展示内容は、この街はこんな歴史があって、現在こんな感じで人々が生活していて、これからこんなことを作る計画があるんですよ〜、というものばかりだった。少なくとも、2階までは。
3階に上がると、フロアのド真ん中に、薄暗いスペースがドカーンと広がり、その周りに人が群がっている。近寄ってみると、これがいわゆる「”上海市内環線内主体模型”是 世界上的最大的城市規制模型」とかいうものらしい。そう書かれてみたら、そんな気がする。そもそも、他の国で、こんな物を作ろうとする人はいないと思う・・・、多分。
上海城市規制展示館 《簡》
南京西路の繁華街 | と | 南向かいの上海博物館 |
大きな地図で見る 上海中心部を流れる「黄浦江」を挟んで、左(西)側が昔からの市街地、右(東)側が新市街地「浦東」 |
「おのぼりさん」でいっぱい!
東方明珠塔&歴史博物館
タワーの最寄駅、陸家嘴駅から歩道には多くの出店が並び、どの店でも同じような塔の形をした色とりどりのバルーン模型が並んでいた。そんなにヒット商品なの?。信号のない大通りを横切って、入口に向かうもチケットを持っていないので入らせてくれない。そばにあったチケット売り場は客でごった返している。スリに会うことだけに気をつけながら、「中国的ヨコ入り術」を駆使してやすやすと入場券をゲット、したものの低い方の展望台と歴史博物館だけで70元というのは高いと思いませんか?
タワーに入ってから赤外線による手荷物チェックがあり、一瞬緊張感を強いられるも、その先にある行列を見て憂鬱になってしまった。塔の土台部分の吹き抜けの中央にエレベーターホールがあり、これを取り囲むように丸々1周の行列が出来ている。のろのろでも進んでいればいいのだが・・・。こういうとき、ひとり旅って辛いんですよね・・・。
何とか展望台に上がっても、ここも人だらけ。360度の展望は開けているのですが、いかんせん、空気が霞んでいて真下の世界を見るのがやっとという状態。500mと離れていない、川向こうのBand(外灘)は見えても、肝心の建物のカタチが分からず、ただ「高い場所に展望台を作っただけ」という感じ。そしてもちろん、上ってくるときと同様に、下りるときも行列に並び、しばらく待たなければならなかったことは、いうまでもありません。
塔の土台部分に移転してきた「歴史博物館」は、客だらけ、ということはなく普通に見てまわることができました。だいたいどの時代の展示物にも、模型で復元したセットがあり、ワタシらのような「中国語の分からない」観光客でも楽しめるようになっています。ただ、入場料が「塔」とのセット販売になっている(=博物館だけの入場ができない)というのは、やはり何かが間違っていると思います。
タワーに入ってから赤外線による手荷物チェックがあり、一瞬緊張感を強いられるも、その先にある行列を見て憂鬱になってしまった。塔の土台部分の吹き抜けの中央にエレベーターホールがあり、これを取り囲むように丸々1周の行列が出来ている。のろのろでも進んでいればいいのだが・・・。こういうとき、ひとり旅って辛いんですよね・・・。
何とか展望台に上がっても、ここも人だらけ。360度の展望は開けているのですが、いかんせん、空気が霞んでいて真下の世界を見るのがやっとという状態。500mと離れていない、川向こうのBand(外灘)は見えても、肝心の建物のカタチが分からず、ただ「高い場所に展望台を作っただけ」という感じ。そしてもちろん、上ってくるときと同様に、下りるときも行列に並び、しばらく待たなければならなかったことは、いうまでもありません。
塔の土台部分に移転してきた「歴史博物館」は、客だらけ、ということはなく普通に見てまわることができました。だいたいどの時代の展示物にも、模型で復元したセットがあり、ワタシらのような「中国語の分からない」観光客でも楽しめるようになっています。ただ、入場料が「塔」とのセット販売になっている(=博物館だけの入場ができない)というのは、やはり何かが間違っていると思います。
何でもありの巨大ショッピングセンター
正大広場
明珠塔の向かい側(といっても、ロータリーを挟んで、5車線ほどの道を2回渡らないといけないのですが・・・)に「正大広場」というショッピングセンターがあった。地下鉄内の広告にも載っていたので、見つけたときは「なんだ、ここにあったのか」という感じだった。というのも、つい1週間ほど前に「Uニクロ」の上海店のうち1つが、ここの中に開店した、とかいう広告をどこかで見ていた(ような気がする)。10数階建てで、しかも200mはあろうかという程の巨大な建物の割に、お隣に460mというタワーが建っていて、周囲も幅の広い道路に囲まれているためか、異常にこじんまりとしている。
実際に中に入ってみると、いきなり10階分ほどの吹き抜けの中に、複雑にエスカレーターが交差する(ほんとは、「交差」していませんが)。さらにフロアの中心にも、数階分を吹き抜けにしたテラスが続き、ところどころに渡り廊下があったりする。6階にフードコートがあるというので、そこまで歩いてみるとほとんどのテナントが工事中かシャッターが下りたままで、開店しているのは一部の商店と、飲食系の店かというぐらいだった。そもそも、このビルがオープンしたときには、テナントは入っていなかったのでしょうか?
正大廣場(Super Brand Mall) 《簡》
実際に中に入ってみると、いきなり10階分ほどの吹き抜けの中に、複雑にエスカレーターが交差する(ほんとは、「交差」していませんが)。さらにフロアの中心にも、数階分を吹き抜けにしたテラスが続き、ところどころに渡り廊下があったりする。6階にフードコートがあるというので、そこまで歩いてみるとほとんどのテナントが工事中かシャッターが下りたままで、開店しているのは一部の商店と、飲食系の店かというぐらいだった。そもそも、このビルがオープンしたときには、テナントは入っていなかったのでしょうか?
正大廣場(Super Brand Mall) 《簡》
上海の夜は早く
昨日もそうだったが、夕方まで街中をうろついて、中心部の地下街にあるフードコートで夕食をとって、そのまま地下鉄で一駅、ホテルの最寄駅で地上に出るとすっかり日が暮れていた。まだ、18時だというのに・・・。
ここでこう考えてしまった。中国は、日本よりも西にある。だから、日が暮れるのも早いんだ・・・。いやいや、1時間の時差があるから、そりゃ別のハナシだろう・・・。日が暮れるのが遅いヨーロッパから戻ってきたからそう感じるだけなんだ・・・。
昼間の上海があまりにも暖かいので、秋分がとっくに過ぎてしまったことすら忘れていた、というのが本当の理由だと思います。参考のため、ホテルの部屋から撮った夜(18時過ぎ撮影)と昼の写真を並べて載せておきます。って、「ただ、暗いだけ」で参考にならないので、「上海光り輝くネオンビル」をお楽しみください。右側の緑色の看板が目印になる、と思います。
ここでこう考えてしまった。中国は、日本よりも西にある。だから、日が暮れるのも早いんだ・・・。いやいや、1時間の時差があるから、そりゃ別のハナシだろう・・・。日が暮れるのが遅いヨーロッパから戻ってきたからそう感じるだけなんだ・・・。
昼間の上海があまりにも暖かいので、秋分がとっくに過ぎてしまったことすら忘れていた、というのが本当の理由だと思います。参考のため、ホテルの部屋から撮った夜(18時過ぎ撮影)と昼の写真を並べて載せておきます。って、「ただ、暗いだけ」で参考にならないので、「上海光り輝くネオンビル」をお楽しみください。右側の緑色の看板が目印になる、と思います。