北京の銀座、Wang fu jiang(王府井)
昨日は、「銀行に行くんだ」と目的が決まっていたため、何気なく通り抜けた大通りが、実は北京を代表する繁華街(の1つ)だということがわかり、表敬訪問を兼ねて、通り抜けてみることに。車両の乗り入れができるのは「長安街」から200mほどの間のみで、これより北側は約500mに渡って全面歩行者天国になる。ただ、それでも、通りが狭く感じるのは、人が多すぎるからなのでしょうか。
歩行者天国の北の端のあたりに、「外文書店」という、その名も外国の書籍を中心に扱った本屋がある。上海でも同名の店に寄っていたのだが、人が多すぎてすぐに出たので、詳しいことはよく分からない。ところで、この本屋では確かに「外国からきた本」も扱っているが、「外国に関する本」も同じように置いてある。特に「外国語」を学習するための本(やCD、カセットテープの類)が充実している。中国で一昔前に一斉を風靡した(もしかして、今も?)、英語学習の「クレイジー・イングリッシュ(=日本語名)」が「病凶英語(=中国語名)」として売られていたり、お隣の韓国語のコーナーよりも、日本語(ここも、また「となり」の国だっけ?)に多くの場所を割いていたりと。それと、見た感じ、ドイツ語とフランス語は同じぐらいかな、とか。
店を出て、先程来た道を「長安街」に向けて歩いていると、ちょうど日本からのツアー客の集団に出くわした。というより、ガイドさんが20人ほどの観光客を引き連れながら、大声でいろいろ説明しているので、一緒になって聞いていた。でも、よく考えたら、今回中国に来てはじめて日本人ツアー客の集団を見たような気がした。もしかして、国慶節の連休を避けてツアーの日程でも組んでいるのでしょうか?
(参考になるか分かりませんが・・・) 病凶英語 《簡》
歩行者天国の北の端のあたりに、「外文書店」という、その名も外国の書籍を中心に扱った本屋がある。上海でも同名の店に寄っていたのだが、人が多すぎてすぐに出たので、詳しいことはよく分からない。ところで、この本屋では確かに「外国からきた本」も扱っているが、「外国に関する本」も同じように置いてある。特に「外国語」を学習するための本(やCD、カセットテープの類)が充実している。中国で一昔前に一斉を風靡した(もしかして、今も?)、英語学習の「クレイジー・イングリッシュ(=日本語名)」が「病凶英語(=中国語名)」として売られていたり、お隣の韓国語のコーナーよりも、日本語(ここも、また「となり」の国だっけ?)に多くの場所を割いていたりと。それと、見た感じ、ドイツ語とフランス語は同じぐらいかな、とか。
店を出て、先程来た道を「長安街」に向けて歩いていると、ちょうど日本からのツアー客の集団に出くわした。というより、ガイドさんが20人ほどの観光客を引き連れながら、大声でいろいろ説明しているので、一緒になって聞いていた。でも、よく考えたら、今回中国に来てはじめて日本人ツアー客の集団を見たような気がした。もしかして、国慶節の連休を避けてツアーの日程でも組んでいるのでしょうか?
(参考になるか分かりませんが・・・) 病凶英語 《簡》
王府井よりも繁華街、Xi dang(西単)
王府井が北京一の繁華街と形容しているガイドブックがあれば、こちらXi dang(西単)の方が大きいというものもある。どちらにしろ、こちらの繁華街というのは(日本、韓国だけじゃなく、上海と比べても)、車の通る道が恐ろしく幅広いため、オープンスペースが大きいことと、近代的なショッピングセンターやオフィスビルが建ち並ぶのが表通りだけで、一歩裏手に回ると昔ながらの住居が残っていたりするので、あまり面的な広がりがなかったりする。
西単の地下鉄駅から少々歩いたところに「音像大世界」というCD屋があり、昨晩購入した(地元発行の)地図を頼りに行ってみると、まるで建設途中のように、テナントが半分も入っていないようなビルの2階にあり、しかも裏手から非常階段を使って上るという場所にあった。これでは品揃えに期待が持てるわけなく、図書大厦のCDコーナーの方が広いことが分かったので、そちらに戻ることにした。
昨日の本屋で気になる本を大量に買い占めたり、お土産用にと10、20元ほどのCD−ROMを買いあさったりするうちに、手提げバッグが重たく感じられるのに気付いた。そういえば、この荷物を持って韓国も旅行しないといけないんだった、と思ったときには既に遅かった。もちろん、上海でも買った本を持って、この後韓国内をうろつくことになる・・・。
このとき、本屋の裏手のデパートの1階、オープンテラスにあった「星巴克珈琲」で、優雅にパンとアイスコーヒーを食した。と書けば、格好いいのですが、いわゆる「スタバ」で「昼食」です。だけど、店の外では中国を感じますが、店内はどこの国にいるのかすら忘れさせてしまう空間です。もちろんこの「スタバ」、中国内で急増殖中みたいです。
西単の地下鉄駅から少々歩いたところに「音像大世界」というCD屋があり、昨晩購入した(地元発行の)地図を頼りに行ってみると、まるで建設途中のように、テナントが半分も入っていないようなビルの2階にあり、しかも裏手から非常階段を使って上るという場所にあった。これでは品揃えに期待が持てるわけなく、図書大厦のCDコーナーの方が広いことが分かったので、そちらに戻ることにした。
昨日の本屋で気になる本を大量に買い占めたり、お土産用にと10、20元ほどのCD−ROMを買いあさったりするうちに、手提げバッグが重たく感じられるのに気付いた。そういえば、この荷物を持って韓国も旅行しないといけないんだった、と思ったときには既に遅かった。もちろん、上海でも買った本を持って、この後韓国内をうろつくことになる・・・。
このとき、本屋の裏手のデパートの1階、オープンテラスにあった「星巴克珈琲」で、優雅にパンとアイスコーヒーを食した。と書けば、格好いいのですが、いわゆる「スタバ」で「昼食」です。だけど、店の外では中国を感じますが、店内はどこの国にいるのかすら忘れさせてしまう空間です。もちろんこの「スタバ」、中国内で急増殖中みたいです。
世界一!といわれる広場
天安門広場(Tiananmen Square)
西単、王府井を通る地下鉄1号線も「天安門広場」の前を通るのだが、せっかくなら広場を通り抜けてみたいと思い、1回乗り換えて、広場の南端、「前門」駅まで。できて10年たっていない(1995年)上海の地下鉄に比べ、こちらは30年近くたつ(1975年)ので駅舎も車両も随分使い古したような感じがします。それに、薄暗い感じがするので、治安が悪いんじゃないかと身構えてしまいます。
ここに来るまで、広場に関する情報といえば「天安門の前にある、世界有数の広場」ということしか持っていなかったので、「ただただ、だだっ広いのだろう・・・」と思っていた。が、これが意外と狭いんですね。「広場」としては広いのですが、この敷地内に「国旗掲揚台」「記念碑」といったものから、噴水、看板、巨大な盆栽のような展示物、さらには「毛主席記念堂」なる巨大な建物もあるため、おそらく野球場を1面とるのも難しいのでは、と思います・・・。それでも、中国有数の観光名所であるため、国中から多くの観光客が詰め掛け、また彼らを相手にした写真屋さんもこれまた多くいました。
半分ほど歩き通した後で、天安門に来る前に、気になった施設「中国革命博物館」に寄ってみることにしました。同じ建物の向かって右側には「歴史博物館」というものがあるのですが、どうも展示内容は時代によって分けているらしく、そんなに昔の歴史には興味ないので、こちらの「革命」だけ入ることに決めました。ただ、ガイドブックには閉館中(01年11月現在)とあったものの、切符売り場は開いていたので「な〜んだ、もう再オープンしてるじゃないか・・・」と思いながら、正面入口の大階段を上がっていると、係員に静止させられて、外の事務所で荷物を預けて来いと言われる。手数料として3元もとられたことに憤慨しながら、あらためて入場すると正面フロアで展示してあるコーナーに行かせてもらえず、看板の案内に従って3階まで上がらされた。これが、最近できたばかりの「中国[虫昔]像館(China Waxen Images Display)」というものらしく、中国の歴史上の人物の蝋人形が数十体ほど並べてあるだけだった・・・。ただ、その中に交じって、ベンチに腰掛けている欧米風のバックパッカー風の女性や、中国人と思われる小さな兄弟の人形に、何の意味があったのか良くわからない。
北京・瀋陽の明・清王朝皇宮(Imperial Palaces of the Ming and Qing Dynasties in Beijing and Shenyang) 《英》
ここに来るまで、広場に関する情報といえば「天安門の前にある、世界有数の広場」ということしか持っていなかったので、「ただただ、だだっ広いのだろう・・・」と思っていた。が、これが意外と狭いんですね。「広場」としては広いのですが、この敷地内に「国旗掲揚台」「記念碑」といったものから、噴水、看板、巨大な盆栽のような展示物、さらには「毛主席記念堂」なる巨大な建物もあるため、おそらく野球場を1面とるのも難しいのでは、と思います・・・。それでも、中国有数の観光名所であるため、国中から多くの観光客が詰め掛け、また彼らを相手にした写真屋さんもこれまた多くいました。
半分ほど歩き通した後で、天安門に来る前に、気になった施設「中国革命博物館」に寄ってみることにしました。同じ建物の向かって右側には「歴史博物館」というものがあるのですが、どうも展示内容は時代によって分けているらしく、そんなに昔の歴史には興味ないので、こちらの「革命」だけ入ることに決めました。ただ、ガイドブックには閉館中(01年11月現在)とあったものの、切符売り場は開いていたので「な〜んだ、もう再オープンしてるじゃないか・・・」と思いながら、正面入口の大階段を上がっていると、係員に静止させられて、外の事務所で荷物を預けて来いと言われる。手数料として3元もとられたことに憤慨しながら、あらためて入場すると正面フロアで展示してあるコーナーに行かせてもらえず、看板の案内に従って3階まで上がらされた。これが、最近できたばかりの「中国[虫昔]像館(China Waxen Images Display)」というものらしく、中国の歴史上の人物の蝋人形が数十体ほど並べてあるだけだった・・・。ただ、その中に交じって、ベンチに腰掛けている欧米風のバックパッカー風の女性や、中国人と思われる小さな兄弟の人形に、何の意味があったのか良くわからない。
北京・瀋陽の明・清王朝皇宮(Imperial Palaces of the Ming and Qing Dynasties in Beijing and Shenyang) 《英》
天安門広場の南端「前門」 この門の”大きさ”がわかりますか? |
と | 右側が「中国歴史博物館」 左側が「中国革命博物館」 |
人民英雄記念碑 | と | 毛主席記念堂 |
この2つは、いずれも広場「内」にある建物です | ||
大きな地図で見る 天安門広場(の北半分)と、「天安門」付近です |
その広場を見下ろすと・・・
天安門(Tiananmen)
広場から、地下鉄1号線も通っている「長安街」を地下道で潜り抜けたら正面に「どか〜〜〜ん!」と、朱色の門が建っている。この門をくぐると、72haに及ぶ「故宮博物院」が広がっているのだが、時間の関係上全部はおろか、中に入ってみることすら諦めた。そもそも、閉館(閉鎖?)時間も近付いていましたし・・・。
天安門地区管理委員会 《簡》
天安門から、広場を。ちょっとごちゃごちゃしすぎてますね
向かって右側が「人民大会堂」、左側が「中国歴史&革命博物館」です
天安門地区管理委員会 《簡》
天安門の「裏側」です | と | 天安門の次(北)にある門です |
日本vs中国 at北京
※ 明日の飛行機で向かう韓国で行われている「アジア競技大会」のサッカー(男子)のおハナシです・・・
昨晩テレビを見ていたときに、アジア大会男子サッカーの「中国−日本戦は、明日18:30から放送します」とかいう案内が流れていたので、これに間に合うように夕食を済ませてホテルに戻ってきた。予選リーグは無事突破し、いよいよ決勝トーナメントだという段階だが、相手が中国なら負けてもいいだろう・・・と思っていた。ここで万が一でも勝つことができれば、明日以降韓国へ移動してからナマで見るチャンスもあるだろうにな、と思いながらも「当たり所が悪かった」と既にあきらめモードに入っていた。
その前に、そういえば、天安門広場の前に集まって応援するような人とかいなかったなとか、王府井の歩行者天国には大型スクリーンすら出ていなかったなとか思い出しながら、「そんなに中国ではサッカーは人気がないのかな?」と考えていた。それよりも、アジア大会だから盛り上がらないのか、それとも8月に一度日本と対戦しているときに勝っているから余裕なのかと、いぶかしがったりもしていた。
テレビ中継は淡々と始まり、開始早々日本が先制点をあげる。周りの客室から悲鳴が上がるわけでもなく、テレビの中の解説・実況の二人も余裕なのか今までどおり静かな語り口で進めていく。ハーフタイムにシャワーを浴び、後半戦を楽しみにしていたら、なかなか他のスポーツの結果や優勝者へのインタビューが終わらない。そのまま1時間が過ぎ、とうとう結果が分からないまま力尽きて寝てしまった・・・。どうせ、追いつかれて、負けたんだろうと思いながら。
昨晩テレビを見ていたときに、アジア大会男子サッカーの「中国−日本戦は、明日18:30から放送します」とかいう案内が流れていたので、これに間に合うように夕食を済ませてホテルに戻ってきた。予選リーグは無事突破し、いよいよ決勝トーナメントだという段階だが、相手が中国なら負けてもいいだろう・・・と思っていた。ここで万が一でも勝つことができれば、明日以降韓国へ移動してからナマで見るチャンスもあるだろうにな、と思いながらも「当たり所が悪かった」と既にあきらめモードに入っていた。
その前に、そういえば、天安門広場の前に集まって応援するような人とかいなかったなとか、王府井の歩行者天国には大型スクリーンすら出ていなかったなとか思い出しながら、「そんなに中国ではサッカーは人気がないのかな?」と考えていた。それよりも、アジア大会だから盛り上がらないのか、それとも8月に一度日本と対戦しているときに勝っているから余裕なのかと、いぶかしがったりもしていた。
テレビ中継は淡々と始まり、開始早々日本が先制点をあげる。周りの客室から悲鳴が上がるわけでもなく、テレビの中の解説・実況の二人も余裕なのか今までどおり静かな語り口で進めていく。ハーフタイムにシャワーを浴び、後半戦を楽しみにしていたら、なかなか他のスポーツの結果や優勝者へのインタビューが終わらない。そのまま1時間が過ぎ、とうとう結果が分からないまま力尽きて寝てしまった・・・。どうせ、追いつかれて、負けたんだろうと思いながら。