9月27日(金):ノッティンガム〜ロンドン
9 / 27 (Fri) : From Nottingham to London
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ノッティンガムの朝は・・・

Council House  どうもドミトリーという環境に馴染めず、7時に目が覚めたまま荷造りをしてさっさとチェックアウトした。といっても、一昨晩にチェックインしたときに、すべての代金を支払っているので、そのまま宿を出た。この後10時に街中のオープンカフェで合流するまで、自分なりにこの街を歩いてみた。長袖シャツ1枚だけでは肌寒い中を、一昨日から何度か往復した覚えのあるメインルートを行ったり来たり。その後は、市役所前広場のベンチに座って、軽く朝食を。そろそろ、商店街の店が開く時間になると、バスセンター近くに戻って、本屋の前でひたすら開店するのを待っていたり・・・。再会時間の直前になると、昨日朝食を調達したパン屋で、ワタシだけ優雅にパンとコーヒーでヨーロッパ風の(本日2度目の)朝食を、という感じで・・・。
 ただ、後から考えると、実際行ったところは、本屋とCD屋、食事をするところ、といつもの行動パターンと一緒だった。


ロンドンへ出るぞ!

10:49(Nottingham)→13:04(London)

 あらかじめ散歩していたときに、バスセンターと駅で情報を収集していたが、詳しいことまで分からないのでD氏に任せることにしていた。ロンドンへ出るためには、バスに乗るのが一般的なルートなのらしいが、金曜日ということで他の日より運賃が高く、そのうえ午前中の便は満席だったので、仕方なく汽車でロンドンに出ることになった(詳しくはこちら)。
 バスセンターよりも混雑しているように見えた駅の切符売り場で、ロンドンまでのチケットを購入。そのまま改札もなく、階下のプラットフォームへ。ちゃんと案内板で確認していったはずなのに、電車が到着する間際になると、構内アナウンスで「別のホームになりました」との案内。ワタシらのように、全部の荷物を背負った人も、巨大なスーツケースを引きずっている人も、我先にと階段を駆け上り目的のホームへ。それにしても、頻繁にこんな光景が見られるのでしょうか?ヨーロッパでは。
 こんなに短い編成で、全員乗り切れるのか?と思っていた列車も、発車してみると意外と空いていて、しかも2日前にManchesterで乗った列車に比べて快適で、途中の駅で乗り換えたらLondonに20分近く早く着けることが分かっても、わざわざ乗り換えるのすら面倒に思うほどだった。

Midland Mainline 《英》


Bankで銀行探し

Bank

 ロンドンの「St.Pancras」駅に到着するなり、ホテル探しの前に邦銀の支店に連れて行かれた。理由はあえて書かない・・・。まあ、ワタシにとってこの街が初めてなので、夕方までは彼のうしろをついて歩いて行ってもいいかな?と。世界各国の銀行の支店をはじめ、あらゆる金融機関の集まったビジネス街、その名も「Bank」に、目的の場所があるはず、だった。だけど、大まかな住所とビル名しかメモしていなかったので、少々戸惑ったが、「オフィスビルならお任せ!」のワタシの第六感で何とか探し当てた(?)。とはいえ、オフィスビルには似合わない、バックパックを背負った東洋の旅行者二人組に、警備員が反応しないワケがなく、早速取調べを受けた。まあ、「邦銀の支店に行く」と言えば解放してくれましたが・・・。この後、いろいろあって、2時間近く居座っていたことだけ記しておきます。

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ロンドン地下鉄 Bank駅周辺


もっと安いホテルを・・・

観光案内所(Waterloo Station)

 ロンドン・ブリッジのたもとにあった観光案内所に行くも、この周辺エリアのホテルしか紹介できないと言われ、地下鉄で2駅離れたWaterloo駅の別の案内所を紹介してもらう。Waterloo駅は、フランスのパリやベルギーのブリュッセルへ向かうeurostarのロンドン側の出発駅として有名で、国際列車が他にも乗り入れるため、どことなく異国の雰囲気が漂っている。というか、駅構内の案内にフランス語が多く混ざっている。念のため、eurostarの時刻表などを仕入れておき、到着ゲート正面の観光案内所というか、小さなブースに向かう。「ホテルは現地調達に限る!」という信念から、何のためらいもなく高いホテルに泊まることになりました。その後、D氏の宿探しのお手伝いのため、一緒の公衆電話に。バックパッカー用のガイドブックに載っている広告を頼りに、何件も電話を掛けまくるが、空室(というか、空きベッド)がなかったり、街中から遠かったり、高い割にインターネットができないなど、いろいろと不都合なところがあった(らしい)。さすがに「(金を)払わなくてもいいから、一緒に泊まろう」と言える状態ではなかったので、ずっと静かに待っていた・・・。


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はじめに 中国編
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