10月11日(金):ソウル〜
10 / 11 (Fri) : From Seoul
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韓国サッカーの総本山潜入リポート

KFC資料館

Korea Football Federation  昨年、住所を便りに地図を見ながら近くまで来たものの、どう考えても事務所なんかがありそうにないような高級住宅地だったので諦めていた、韓国サッカーの総本山(ただの事務所ですが・・・)。今度こそ、と意を決して昨年来た覚えのある住宅街を歩いてみる。峠に差し掛かり、「去年は、ここで引き返したっけ?」と思いつつ、そのまま通り過ぎてみると、ありました・・・。周りの閑静な住宅ばかりといった雰囲気とは、どう考えてもミスマッチな事務所ビルが。
 どうも、「知るひとぞ、知る」状態らしく、1階ロビーには、先日のワールドカップにまつわるグッズ(各チームのユニフォームがメインですが)からはじまって、韓国サッカーの歴史に関する展示物がところ狭しと並べてある。一番奥には、「ミュージアムショップ」ではないのだろうが、土産物も数多く販売している。それなのに、こんなに(一部の人々から見ると)貴重で珍しいモノが、タダで見ることができるというのに、ワタシの滞在中、他の客は誰一人として来ることはなかった。


大きな地図で見る
中央の建物がそれだった、と思います
大韓蹴球協会(Korea Football Association) 【韓英】


やっぱり、や〜〜〜めた

ソウル美術館

 一昨日入手した日本語版現地観光ガイドに載っていた、「メディアシティソウル2002」というイベントのメイン会場となっている市立美術館。どうせヒマなことだし、と思って看板を頼りに行ってみると、そこは今朝歩いて通り過ぎた場所から、ちょっとそれた丘の上。意識して歩いていなかったから見落としたんだなと思いながら、曲がりくねった坂道を登り、建物へと入ってみる。昨日の歴史博物館の子供の多さや、ビルのギャラリーの寂れ加減に比べれば、いかにも「アーティスティック」な客が多く、落ち着いた雰囲気だった。だけども、いざ入場料を払う段階になって、「そこまでの価値があるのかな?」と思い、回れ右をしてそのまま丘を下っていった。さすがに昨日の博物館の10倍の7,000Wだと、ちょっと手が出なかった。

ソウル市立美術館 《韓》
メディアシティソウル 【韓英】


竜山電子商街

Yonsan Electronic Market  昨日の「テクノマート」が、「パソコン関係の商店が集まった巨大ビル」とすると、この竜山地区は「パソコン関係の商店が集まった建物、が集まった市場」とでも表現できる。建物の規模こそ小さいが(それでも、4、5階建てだったりする)、いくつかのビルが集まって駐車場を挟んで広範囲に広がっている。しかも、その1つの建物は、国鉄竜山駅から(非常に長い)渡り廊下を伝ってつながっている。別に、何が買いたいというわけでもなく(というより、ソフトや消耗品はいいのですが、周辺機器を含めたハードになると、使えるかどうかの問題が起きてきますので・・・)ヒマつぶしがてら、うろうろと歩き回っていた。
 パソコンソフトの店を見つけては、有名な韓国映画のVCDやリージョナルコードのかかっていないDVDを物色したり、韓国製ノートパソコンの相場を調べたり。カメラを主に扱っている店で、デジカメ用の記録用メディアの値段も尋ねてみましたが、残り3日分だけでわざわざ購入して帰るほどの安さではなかったので、あっさりとあきらめました。

ソウル市竜山区 【韓英】


バスターミナルで5時間待ち

Express Bus Terminal  早々と夕食を済ませ、いったん旅館に荷物を取りに戻り、ちょうど帰宅ラッシュで込み合う時間帯に、地下鉄を乗り換えながら、高速バスターミナルへ着いたのは18時前だった。バスの発車時間まで、ゆうに5時間もあった。こんなことなら、先に夕食を取っておくべきではなかったし、よ〜く考えると、これだけの時間があれば十分に釜山まで到着できる時間だったりする(そのかわり、宿を確保しないといけなくなりますが)。地下鉄駅のコインロッカーにすべての荷物を預け、セントラル・シティの巨大書店に行ったり、隣接する別の方面行き(=嶺東・湖南線ターミナル)でワタシの目的地とは違う人の流れを眺めていたり。果ては、100Wで3分できるインターネットで遊んだり、と。そうこうしているうちに、30分ほど前にはバスが乗り場に入ってきて、暖房がかろうじて効いている車内に入ることができた。

高速バスターミナル 《韓》


※1:DVDのリージョナル・コード(リージョン・コード)

 DVDのメディアとプレイヤーにかけられた、国(あるいは地域)ごとに分けられたコード(=識別番号)。封切り前の映画が外国に流出することを防ぐために定められた、ということらしい。もっと詳しいことは、検索して調べてみてください。
 で、ワタシらユーザー側からみた問題ですが、お土産(自分用を含めて)として買って帰る場合、このコードがかかっていると日本で売られているプレイヤーで見ることができないわけです(もちろん、コードを変更することもできますが)。なので、「安いDVDを買った!・・・だけど、見れなかった」という、高い買い物をしてしまう可能性もあるわけですね。
 ちなみに、ワタシはDVDプレイヤーを持っていません。(←だったら、最初から、探すなよ!って、言われそうですが)


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中国編
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情報源