博物館編 Museum
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 前々回の香港・オーストラリア旅行と同様に、今回もまたいろんな所に行っていました。

9月25日(水) : Manchester

Urbis
 「Manchesterに寄るなら、こんな博物館ができたばかりだよ」と、今回のヨーロッパ旅行の現地ホストD氏からメールをもらったのが、出発2週間前。「都市」に関する博物館らしいが、ネットでいろいろ探してみても、いまいちコンセプトが分からない。
 で、実際に行ってみて・・・。やっぱり、何だかよくわからない。「我々マンチェスターも、世界に名だたる大都市の1つなんだ!」というコンセプトは分かりましたが・・・。
OldTrafford
 イギリス(というか、イングランド)を代表するサッカークラブ、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地です。
 当初は実際にサッカーの試合を見る予定にしていたものの、チケットの高さから断念。そのかわり、どこかのスタジアムに行こうと企てていたら、観光案内所のパンフで「博物館があり、スタジアムツアーもある」ことに惹かれて行くことに。ちょっと不便なところにありましたが、入場料金以上の感動と思い出を胸に・・・。だけど、本物の試合を見たかった。

9月28日(土) : London

科学博物館(Science Museum)
 前夜ホテルで「どこに行こうかな・・・」と思いながら観光ガイドブックを見ていて、この近所に気になる組織(秘密結社、とかじゃありません)の事務所が・・・。「帰りに寄ってみるか」と軽い気持ちだったものの、よく見ると「入場料無料」。いつのまにか、こっちがメインとなって、上記の事務所は行き忘れていました。アジア最大、南半球最大、とか言われる博物館には行きましたが、あんなのメじゃないほどデカかったです。
自然史博物館(Natural Hisotory Museum)
 ↑の帰りに立ち寄った、「となり」の建物。だけど、別々の建物が複合的につながっていて、↑よりも、広かった感じがします。いろんな化石や鉱石、動物や鳥の剥製がどれも同じに見えるのは、単に疲れていたからなのでしょうか?

9月30日(月) : Amsterdam

国立歴史博物館
 「オランダの歴史は航海の歴史」なのだかどうだか知らないが、やっぱりこの辺りの歴史にスポットが多く当たっていました。おかげで、日本など東(南)アジアの地図もあり、ヨーロッパに行っていない感じがしました。ちなみにここも入場料無料、荷物を預かるだけで金をとる北京の2ヶ所にも見習ってもらいたいものです。

10月4日(金) : 上海

上海城市規制展示館
 前日に正面を通るものの、名前だけ見てあっさり却下。ホテルに戻って確かめてみると、どうも「都市開発」に関するものとわかり、翌日、真っ先に向かう。これから開発する地域のミニチュア模型を幾つか並べてコンペにしたり、世界最大級の上海市内の500分の1模型を作ったり、と何かと「中国的」な展示が多かったりします。
東方明珠広播電視塔
 上海名物「へんてこな形のタワー」です。が、展望台の高さとともに、入場料も高いのでためらっていました。近所の同じぐらいの高さ(展望台も入場料も)の「金茂大厦」と悩んだが、↓とのセット料金が適用されるため、こちらを選択。だけど、観光客が多すぎた・・・。エレベーターに乗るまで時間がかかった・・・。しかもモヤがかかっていて見晴らしも悪かった・・・。
上海歴史博物館
 塔の内部にあるものの、ここだけ入場できるチケットを売っておらず、ある意味で悪質な「抱き合わせ販売」を展開している。昔の店や家などを再現した原寸大の模型が非常に多く、見ているだけでも楽しかった。ただし、(入場料が)高い・・・。

10月6日(日) : 上海

中国共産党第一次全国代表大会会址
 名前の通り(?)、中国共産党の最初の全国大会が開かれた場所。その割に、あっさりとしていて、何だか寂しさをも覚えるような場所でした。裏手がすぐ、今をときめくトレンディースポット、新天地だからなのでしょうか。
石庫門・屋里廂(Shikumen・Open House)
 その新天地の一角にオープンした(一全大会会址の裏手の向かいの建物)この博物館は、上海の庶民が暮らしていた独特の住居形態(石庫門)を紹介するためのもの、らしいのですが、この「新天地」を一歩外に出れば、まだまだそういう建物が残っていたりしますので、あえてこういった施設が要るのだか、どうだか・・・?
上海科技館 自然博物展区
 「城市規制」「歴史博物館」の「アタリ」に気を良くして、翌日近所を通りかかったときにこちらにも。ただ、建物がひじょーに古く、思わず通り過ぎて隣の新築オフィスビルに入ろうとするほどでした。展示物も古く、説明も漢字ばかり。内部のことはともかく、窓の外の街並みの写真ばかり撮っていました。

10月8日(火) : 北京

中国[虫昔]像館(China Waxen Images Display)
 天安門広場、向かって東側。「人民大会堂」からは、広場を挟んだ向かいに当たります。巨大な建物が左右に分かれていて、その左側を占めているアヘン戦争以後第2次大戦ごろまでの歴史を紹介した「中国革命博物館」。ガイドブックには「現在工事中」とあるものの、「もう、終わってるだろ」と思い行ってみると、3階のわずかなスペースに、中国ゆかりの人物のロウ人形が3、40人だけ。う〜ん、まだ「革命博物館」は、工事中だったんだ〜。
天安門
 相場より「ちょっと高いだろ」と思いつつも、こんな機会は又とないと思い、奮発して入ることに。だけど、結局はただの展望スポットと、豪華な会議室があるだけ。目の前の広場に人が集まればもっと見方が変わるのかな、と思いつつも、しばらくのあいだ、監視の兄ちゃんににらまれながら、ぼけーっと広場を行き交う人々にカメラを向けていました。

10月10日(木) : ソウル

ソウル市歴史博物館
 「ここに、こんなものがあったっけな?(以前、来たときにはなかったけどな・・・)」と思いつつ入ってみると、何とたったの700W(70円相当)!日本語のテープレコーダーを貸してくれたり、日本語のできるガイドさんが「案内しましょうか?」と言ってくれたり、至れり尽せりのサービス付き。だけど、歴史が苦手(史学科出身なのに・・・)なワタシとしては、興味を持ったのは近代以降だけ、とちょっともったいない気もします。

10月11日(金) : ソウル

韓国サッカー協会
 昨年、近くまできたものの、分からないまま諦めた、韓国サッカーの総本山(ただの協会事務所ですが)に。高級住宅街の中をひたすら歩き、諦めかけていたときに忽然と現れる普通のオフィスビル。ここの1階フロアに、ところ狭しと、韓国サッカーやワールドカップにまつわる数々の品と、サッカーグッズの小さなショップが。ファン(ところで、ワタシは?)にとってはスゴいところも、他に客のいないところを見れば、穴場なのか、それとも???

10月13日(日) : 釜山

釜山タワー
 初めての海外旅行で、真っ先に訪れた思い出の場所に。あれから、いろんな展望台に上ったよな・・・、と感傷にふけりながら、いろんなことを思い出していました。これが最後の旅行にならなければいいんですが・・・。

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最終更新日2007年1月23日